人工甘味料について現役パーソナルトレーナーが徹底解説!

人工甘味料が使用されたものはコンビニやスーパーにも沢山存在します。砂糖不使用やカロリー0と書かれた商品を良く目にするかと思います。そういった人工甘味料について実際の所どうなんだろう?そういった疑問をお持ちの方は多いかと思います。

人工甘味料とは

甘味料とは、食品に甘みをつける為に使われる調味料であり、食品衛生法による食品の表示にあっては食品添加物に区分されます。その名の通り人工的に作られた甘味料が人工甘味料になります。

砂糖以外の甘味料は、第二次世界大戦中や終戦直後な砂糖不足の時代には、単に砂糖の代わりの代替甘味料という位置付けであったが、その後の食生活の変化などにより、最近では使用目的が低カロリー、虫歯予防、腸内環境の改善などへと多様化してきています。

代表的な人工甘味料

今回は日本でダイエット食品などに多く使用されているアスパルテームアセスルファムK、スクラロースについて特徴を解説していきます。

  • アスパルテーム
  • アセスルファムK
  • スクラロース

アスパルテーム

アスパルテームは食欲を抑制してくれるレプチンの働きを一時的に中断される事がわかっています。

例えば何か普通の食事にプラスして0キロコーラなどの人工甘味料ドリンクが一緒にあるとレプチン(食欲抑制ホルモン)が働かず食欲が増してしまう可能性があります。

人工甘味料そのもので太るリスクはあまり指摘されないのですが、それによって食欲が増しカロリーが増え、太ってしまうというケースが研究結果でわかっています。

またこちらも研究結果においてリンパ腫や白血病との関連も懸念されています。

アセスルファムK

アセスルファムKにおいてはインスリンレベルを上昇させたという事がわかっています。

心身の健康やダイエットにはインスリンレベルの安定が凄く大事になってきます。インスリンレベルが安定していないと血糖値の上昇、下降が激しくなってしまいます。血糖値が急激に上がれば高血糖、下がれば低血糖になりやすくなるという事です。

血糖値はセロトニンの影響で情緒の安定にも関係しているので上下動が激しいと情緒も乱れやすくなる可能性が懸念されます。

スクラロース

こちらもインスリンレベルを上昇させた事がヒトへの研究でわかっています。

その他にも血球腫瘍の増加や精子量の減少など様々な問題の指摘がされています。

まとめ

今回解説させて頂きました人工甘味料は0kcalで甘味を摂取できるというのは魅力的ですが、リスクが多くある事がわかったと思います。

でも何故これだけのリスクがありながら禁止にされていないかというと、研究の様に日常生活で大量に摂取する可能性が極めて低い為、禁止にはならずに済んでいます。

1日、2日や短期間でのダイエットなどでは問題ないですが、中・長期的に使用を続けると健康に害を及ぼす可能性があるのは明白ではないでしょうか?

摂取される方はリスクも考慮しながら摂取してみてください!



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