【オンラインパーソナルジム健康】身体にとってマグネシウムは重要??マグネシウムの重要性について徹底解説!
マグネシウムについて皆様はどんなイメージをお持ちでしょうか?あまりぱっと思いつかない方が多いのではないでしょうか。
実はマグネシウムは世界からとても注目されている栄養素になります。今回はなぜマグネシウムが注目されているのか?マグネシウムがもたらす効果について解説させて頂きます。
目次
マグネシウムが体に与える効果
骨の形成
マグネシウムは骨の形成成分の一つになります。もちろん骨の形成に関してはカルシウム、2番目にリンとこれらが多いわけですが3番目に多い骨の構成成分の主なミネラルがマグネシウムになります。
厚生労働省ではカルシウム4のマグネシウム1の比率が良いとされていますが、世界中の栄養学に詳しい先生方たちの多くが2:1、もしくは1:1の比率が良いという方がいらっしゃるぐらいカルシウムとマグネシウムの比率が重要であるとされています。
マグネシウムに対してカルシウムの濃度に大きい差が出てしまうと、骨からカルシウムを血中に流すことによって血中のカルシウム濃度を補ったり、あるいはカルシウムが多すぎる事で骨からカルシウムを捨てる働きが強くなります。
そういった働きによって骨粗しょう症のリスクが高まってしまいます。
エネルギー産生と代謝&糖尿病
マグネシウムはインスリンの感受性を高めてくれる事がわかっており、インスリンの分泌がうまくされないと糖尿病になってしまいます。
つまりマグネシウムがインスリンの感受性を高めてくれるという事は糖の代謝が向上し糖尿病の改善に役立つ栄養素になる事がわかります。
またビタミンB群やタンパク質の吸収、ATP(エネルギー)の合成に大きく関わる事がわかっているのでエネルギーの産生や代謝においてマグネシウムの役割は大きいのでないかとされています。
精神疾患との関わり
メンタル系に関わる疾患の患者様においては育ってきた環境によって左右されますがそれと同時にセロトニン(幸せホルモン)の分泌が少ないとされいます。
マグネシウムはセロトニンに強く依存しており、腸によってセロトニンが作られる場合はマグネシウムが存在していないと双方に働く事ができません。
つまりセロトニンが存在することができないという事になります。その証拠にうつ病の方など精神疾患を抱えられている方に処方される薬としてマグネシウムを処方されるケースが多いです。
遺伝子の機能
遺伝子情報の機能は正常に働くためにはマグネシウムが必要とされています。例えば遺伝子異常を起こすのが遺伝子組み換え食品であったり有害ミネラルであったりするのですが、遺伝子異常が起きるということはすなわちガンになりやすいという事です。
そういった事を防ぐためにマグネシウムは重要であるとされています。
心筋梗塞や筋収縮に関して
マグネシウムが足りないと筋肉を緩めてしまい筋収縮の力を弱めてしまいます。
運動中において筋収縮は大事になってくるのですがその働きが弱くなる事で運動パフォーマンスの低下を引き起こします。
一転してカルシウムはマグネシウムとは反対の筋収縮の作用があります。筋収縮をさせたいからといってマグネシウムが不足している状態でカルシウムを摂取しすぎると、収縮する力が強くなりすぎて血管を圧迫し結果心筋梗塞などのリスクに繋がってしまいます。
つまり他の項目でも触れている事ですがマグネシウムとカルシウムは疾患の面からみても栄養の面からみてもバランス良く摂取して頂く事が非常に重要になってきます。
マグネシウムが豊富な食材
最後にマグネシウムが豊富な食材をいくつかご紹介させて頂きます。
- 穀類(玄米・五穀米・麦芽米)
- 海藻類(昆布・わかめ・のり・あおさ)
- 魚介類(あさり・はまぐり・きんめだい・えび)
- 野菜類(ほうれん草・大根・枝豆)
- 豆類(豆腐・納豆)
- 種類(アーモンド・かぼちゃの種・ひまわりの種)
まとめ
このようにマグネシウムを多く含んだ食品は数多く存在していますが日本人はマグネシウムが不足しやすいとされています。
冒頭にもお伝えしましたがマグネシウムは世界的にみてもかなり注目されており、今後さらに注目をあびる栄養素になるでしょう。
ぜひこの記事をみた方はマグネシウムの摂取の意識を高めてみてください。