炭水化物とは?炭水化物について極めよう!

炭水化物は良く耳にする言葉かと思いますが炭水化物って何?や炭水化物は太ってしまうと思われる方も多いのではないでしょうか?

今回の記事では炭水化物について正しく理解して頂くため掘り下げて解説していきます!

炭水化物とは

炭水化物とは【炭素の炭水化物】という意味で炭素・水素・酸素の3元素からなる炭水化物の総称です。

一般的には炭水化物=糖質+食物繊維とこのようなイメージで糖質と食物繊維を合わせたものを炭水化物と呼ばれています。主にお米やパンや麺類などの小麦を使用した食材、砂糖などに多く入っています。

炭水化物の重要な役割はエネルギー源として使用されるという事です。ただその中の一部の食物繊維はエネルギー源としてではなく、それ以外の生理的機能による生活習慣病との関連が注目されています。一つ一つ分けて解説していきます。

糖質

糖質は1gあたり約4kcalのエネルギー源となります。食事から得られる糖質は、成人で約300gであり、総摂取エネルギーの約60%を占めます。

体内ではこの糖質を肝臓と筋肉に貯蔵され、肝臓で100g、筋肉で250gと貯蔵される量に限界がある為、溢れた糖質は中性脂肪として蓄えられてしまいます。

この糖質が不足しすぎてしまうと肺気腫、神経痛、白内障、動脈硬化腎炎、腎不全など発症の恐れが多くあります。

タンパク質節作用

もう一つ糖質の重要な役割としてこのタンパク質節約作用があります。ダイエットや治療などの食事療法の基本は筋肉(タンパク質)の分解を最小限に抑える事です。

筋肉(タンパク質)が分解されてしまうと1日の消費カロリーも落ち、免疫もおち、体力も落ちたりなど、デメリットがとても多くなります。ダイエットをうまく進める上では避けたいですよね。

それらのデメリットを防ぐ為には十分な糖質、脂質を摂取する必要があります。その摂取量が多いほど1日のタンパク質の必要量は少なくなるのです。これをタンパク質節約作用といいます。

食事にタンパク質以外のエネルギーが十分含まれていると、タンパク質が効率よく身体に吸収される現象の事です。

食物繊維

食物繊維が炭水化物だからといって体に悪いというイメージをもたれている方は少ないのではないでしょうか?

食事繊維は体にとってとても大切な栄養素です。殆どの方は国が定めている基準値をクリア出来ていない方が多いです。食物繊維の不足は腸内環境を悪くする元になったり、あるいは食物繊維が不足してしまう事で病気になりやすくなるという相関関係も出ています。

食物繊維が不足する事のリスク

食物繊維が不足する=腸内環境が悪くなる事です。腸内環境が悪くなることでデメリットは多くありますが今回は以下のデメリットを解説していきます。

  • デトックスができない
  • 白血球が作られない
  • セロトニンの分泌低下

デトックスができない

食物繊維には水溶性不溶性の2種類がありこれらが不足してしまうと便が出なくなります。人間はデトックスをほぼほぼ75%ぐらいを便で行っています。つまり腸内環境が乱れているとこのデトックスがスムーズに行えなくなってしまいます。

水溶性は昆布、わかめ、こんにゃく、果物、里いも、大麦、オーツ麦などに多く含まれています。

不溶性は穀類、野菜、豆類、キノコ類、果実、海藻、甲殻類(エビやカニ)の殻にも含まれています

白血球が作られない

白血球が少なくなれば免疫はとても下がってしまうので花粉症や風邪など感染症のリスクや病気が悪化してしまうリスクがあります。

セロトニンの分泌低下

セロトニンの分泌が弱くなってしまうと気持ちが沈んでしまったり生活習慣の乱れの元になってしまいます。その他にもセロトニンが分泌されなければメラトニンという睡眠ホルモンが分泌がされないので結果的に睡眠不足につながり疲労が抜けずといった悪循環に陥ってしまいます。

セロトニン・メラトニンについては詳しく別記事で解説していますので是非チェックしてみてください。

まとめ

今回お伝えした内容以外にも、糖質を更に細かくすると下記の表の様に細かく分類されています。

まず今回は炭水化物をあまり良く思われてなかった方やあまり知らなかった方が少しでも正しい知識を理解して頂き目的達成の為に、気軽に取り入れて頂ければ幸いです。

ダイエットなどに適した糖質の取り方や食材などは別記事にてまた解説させて頂きます。

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